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CLANNAD 〜AFTER STORY〜 クラナド アフターストーリー 時を刻む唄/TORCH TBS系TVアニメーション「CLANNAD AFTER STORY」オープニング&エンディングテーマ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 CLANNAD 〜AFTER STORY〜「時を刻む唄」(Amazon) 発売元・販売元 制作:Key Sound Label 発売元:株式会社ビジュアルアーツ 発売日 2008.11.14 価格 1200円(税抜き) 内容 時を刻む唄 歌:Lia TORCH 歌:Lia 時を刻む唄 -TV Animation Ver.- 歌:Lia TORCH -TV Animation Ver.- 歌:Lia 時を刻む唄 -off Vocal Ver.- TORCH -off Vocal Ver.- 備考
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東海実況 Part.2249 最終回最終回最終回 http //live24.2ch.net/test/read.cgi/weekly/1167067854/ TIME 2006/12/26(火) 02 30 54.10~2006/12/26(火) 03 03 47.58 実況番組 前後スレッド ログミラー html形式 ? dat形式 ? 備考 - 今日の閲覧者数: - 昨日の閲覧者数: - 何かコメントをどうぞ 名前 コメント
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タイトル 作成者 CANANN 逃亡者 CANAANスフィル 逃亡者 ガールズ&パンツァー(漫画版) W・サード ガールズ&パンツァー最終章 継続高校はらぺこ食事道 W・サード ガールズ&パンツァー 戦車道ノススメ W・サード 仮面ライダーSD 疾風伝説 W・サード キテレツ大百科 逃亡者 機動戦士ガンダムAGE~クライマックスヒーロー~ ジーク 機動戦士ガンダムSEED W・サード 機動戦士ガンダムSEED キラとアスランの激闘 W・サード 機動戦士ガンダムSEED DESTINY(コミックボンボン版) W・サード 機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE W・サード 機動戦士ガンダムSEED DESTINY(マガジンZ版) W・サード 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト 逃亡者 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST 逃亡者 機動武道伝Gガンダム W・サード 銀河鉄道999(アンドロメダ編) 逃亡者 銀河パトロール ジャコ W・サード 金田一少年の事件簿(Caseシリーズ) W・サード 金田一少年の事件簿(FILEシリーズ) W・サード キン肉マン W・サード キン肉マンⅡ世 W・サード キン肉マンⅡ世 特別編~倫敦の若大将!~ W・サード キン肉マンⅡ世 究極の超人タッグ編 W・サード 喰いタン W・サード グレートマジンガー(永井豪版) W・サード クロスアンジュ 天使と竜の学園(エコール) W・サード ゴッドバード (長谷川裕一の漫画) 逃亡者 金色のガッシュ!! W・サード
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【あらすじ】 プラフスキー粒子によってガンプラを自在に動かせるようになり、それを応用したシミュレーションバトル競技・ガンプラバトルが地球規模にまで発展した時代。 第2回ガンプラバトル選手権世界大会準優勝者イオリ・タケシの息子イオリ・セイは、高い製作スキルを持つものの操縦は苦手だった。 そんな彼と出会った異世界アリアンの少年アリーア・フォン・レイジ・アスナは、ガンプラはおろかガンダムシリーズの知識も皆無だが、操縦テクニックに関しては天才的なものがあった。 二人はユウキ・タツヤとのバトルを経て、本格的にガンプラバトルに打ち込んでいくようになる。 彼へのリベンジを果たすため世界大会地区予選決勝まで勝ち進んだものの、タツヤは突然棄権。収まりがつかない二人は彼とのフリーバトルで全てを出し尽くした末に敗退。 第7回世界大会の場にて、タツヤは三代目メイジン・カワグチの襲名を宣言。 その真意は、初代メイジンと同じ「"明るく楽しいガンプラ"の普及」を掲げ、二代目の唱える勝利至上主義を覆すためであり、予選決勝を棄権したその裏には、粒子発生装置の開発元PPSE社のアラン・アダムスの誘いがあった。 再戦に燃えるセイとレイジは、数々の強豪との激闘を乗り越え、その裏に仕組まれたPPSE会長マシタと秘書ベイカーによる執拗な妨害工作を振り切り、決勝へとコマを進めていく。 そして迎えた決勝戦。メイジンはマシタの毒牙にかかり、かつてアイラの自由を奪ったエンボディシステムによって操られてしまっていた。 彼の目を覚まさせるため戦いに応じ、勝利を掴んだ二人。VIPルームにマシタを見つけたその時、狼狽する彼の感情に反応してPPSEスタジアムの地下にあった大型アリスタ(*1)(*2)が暴走。スタジアムを異変が襲った──。 大型アリスタの暴走の影響で、PPSEスタジアムのあらゆる場所から金色のプラフスキー粒子が漏れ出す。 レイジ「何だ!?」 セイ「プラフスキー粒子が、どこからか漏れてる!」 メイジン「ど…どういうことだ!?」 さらに粒子が結晶化し、ガラスが割れる。 フェリーニ キララ マオ「!?」 フェリーニ「粒子が物質化して!」 マオ「大事ですやん!」 結晶化が進み、ドームの照明が爆発。 珍庵「変異現象が、暴走してるのか…」 ラルさん「いかん!! このままでは、会場が倒壊する恐れがあるぞ!!」 タケシ「観客を避難させるんだ! 手伝ってくれ!!」 観客たちが一斉に避難。 リン子「非常口はこっちよー!!」 タケシ「皆さん!! 並んで!!」 ラルさん「慌てずに進んで下さい!!」 一方VIPルームでは…。 ベイカー「…会長! アリスタを止めて下さい!!」 マシタ「止まらないんだよベイカーちゃん! 光ったまま消えてくれないんだよぉ!! どうなっちゃってんのよ~!!」 会場地下の巨大アリスタが突如消滅し、粒子となって発生装置から放出される。 抱き合って声にならない声で叫ぶマシタとベイカー。 観客席を走るアイラ・チナ・ミサキ。 その時、周囲が宇宙空間に変わり…。 チナ「…宇宙!?」 粒子が宇宙要塞ア・バオア・クーを形成する。 レイジ「…! セイ! あのデカブツは何だ!?」 セイ「ユウキ先輩、あれは…」 メイジン「ああ、間違いない…宇宙要塞、ア・バオア・クーだ!」 ア・バオア・クーとその周囲の宇宙が、発生装置からドームを突き破ってスタジアムの外に映し出されている。 メイジン セイ レイジ「…」 余りの巨大さに驚く。 そこに駆けつけるアイラ・チナ・ミサキ。 チナ「イオリ君!」 アイラ「レイジ!」 セイ「委員長!」 レイジ「アイラ!」 「ミサキちゃん!」 一同「?」 マオ・キララ・フェリーニもやって来た。 ミサキ「マオ君!」 フェリーニ「何をやってる! ここは危険だ!」 キララ「早く避難しないと!」 セイ「はい!!」 マオ「こっちです!」 ミサキの手を握って走り出す。 フェリーニ「急げ!」 一同も避難。しかし…。 レイジ「…!!」 何かに足を取られた。 振り返って足元を見ると…。 レイジ「…お!? てめぇは…!」 マシタ「レ、レイジ王子! お助け下さい!! 宝物庫からアリスタを盗み出したことは謝ります!! ごめんなさい!!」 レイジ「お前、アリアンの人間なのか!?」 マシタ「そんなことより早く何とかして下さい!! 王子なんでしょ!?」 レイジ「…勝手なことばっかり…!!」 セイ「…レイジ! 早く逃げなきゃ!!」 「いけません」 ニルスとキャロライン、そして彼女の執事が現れた。 セイ「ニルス君!」 チナ「キャロちゃん!」 ニルス「会場地下にある、プラフスキー粒子の大型結晶体が、暴走しているのを目撃しました」 メイジン「何だって!?」 ニルス「このまま粒子放出と、変異現象が続けば、どれほどの惨事になるか、この僕にも予想不可能です」 GPベースを発生装置にセット。 ニルス「よし。まだ生きてる!」 セイ「ニルス君! 何を!?」 ニルス「決まっています。最悪の事態になる前に、結晶体を破壊するのです!」 ポケットから戦国アストレイを取り出す。 ニルス「生身で行くのは危険ですが、ガンプラを使って要塞の中心部に突入すれば…」 レイジ「OK! 乗ったぜニルス」 セイ「レイジ!」 マシタがレイジにヘッドロックをかけられもがいている。 ベイカー「…」 レイジ「尻尾を巻いて逃げるなんてゴメンだ! やれることがあんなら、俺はやるぜ!」 セイ「……わかった。僕も行くよ!」 フェリーニ「フッ。ここで逃げたら男が廃るか…キララ、お前らは逃げろ」 キララ「ハァ? 冗談言わないでよ」 チナ「私も行きます!」 アイラ「大会ベスト4の戦力、必要なんじゃない?」 キャロライン「私の実力を、思い知らせてあげますわ!!」 レイジ「……ヘッ、どいつもこいつも、バカばっかりだぜ!」 セイ「やろう、みんな!!」 一同「おうっ!!」 それそれが拳を上げる。 その頃、ルワンやグレコも観客の避難を手伝っていた。 レイジ「スタービルドストライク!」 セイ「ビルドガンダムMk-II!」 チナ「ベアッガイIII!」 アイラ「ミスサザビー!」 フェリーニ「ガンダムフェニーチェリナーシタ!」 キララ「ガーベラ・テトラ!」 ニルス「戦国アストレイ頑駄無!」 キャロライン「騎士ガンダム!」(*3) レイジ「い・く・ぜぇぇぇぇ!!!」 それぞれのガンプラが、ア・バオア・クー目指して一斉に出撃。 マシタ「お願いします…お願いします…」 メイジン「くっ…! エクシアがこの状態では…!」 ダメージを受け、武器をも失ったアメイジングエクシアを見つめるメイジン。 「タツヤ!」 メイジン「!?」 アランがバッグを持ってやって来た。 メイジン「アラン!」 会場外。 観客の避難は終わっていた。 ラルさん「もう大丈夫ですよ!」 タケシ「念のため、会場から離れるようにして下さい!」 リン子「タケちゃん! ラルさん!」 タケシ「どうしたんだ!?」 リン子「セイたちの姿が見つからないの!」 タケシ「何だって!?」 リン子「レイジくんも、チナちゃんも!」 タケシ「ま、まさか!?」 ラルさん「まだ中にいるというのか!?」 スタジアム内。 ニルス「要塞に突入して、大型結晶体を破壊します!」 セイ レイジ「了解!」 フェリーニ「…?」 ア・バオア・クーから何かが発進した。 ガンプラバトルシミュレーション用に開発されたPPSEの新製品・モック。 チナ「て、敵?」 セイ「…!? 対コンピュータ戦用の無人機!」 以前戦ったメガサイズモデルのザクIIを思い出した。 マシタ「あぁぁぁぁ!! この大会で大々的に発表する予定の、我が社の新製品がぁぁぁ!!」 キララ「ガンプラモドキ!?」 フェリーニ「パチモンかよ!」 モック部隊が攻撃を始める。 レイジ「来るぞ!」 フェリーニ「ここは俺たちに任せろ!!」 モックを迎撃するリナーシタ、そしてガーベラ・テトラ。 チナ「ごめんなさーい!!」 ベアッガイIIIがモックの射撃をかわし、ビームサーベルで撃墜。 アイラが自分専用に作った改造ガンプラ・ミスサザビーのスイートソード(*4)が、そして戦国アストレイの斧と木槌がモックを次々と撃墜。 ニルス「うおぉぉぉぉぉ!!」 勢いでモックを押す戦国アストレイに次々とモックが組み付いてくるが、木槌からのバーニア噴射で散り散りになる。 ニルス「はぁっ!!」 両肩のサムライソードを抜き、同時に放たれた×字の衝撃波が遠距離のモックを撃破。 しかし、すかさず別のモックが出現。 そこに、キャロラインの騎士ガンダムが割り込み、モックの胸部に炎の剣を突き立てる。 キャロライン「…!!」 ア・バオア・クーの周囲に群がる無数のモック。 キャロライン「何て数なの!?」 その一部を、一すじのビームが吹き飛ばす。 キャロライン「何!? 何!?」 フェリーニ「どうなってんだ!?」 レイジ「援軍?」 セイ「…! あれは!」 ビームを放ったのは…。 セイ「マオ君!!」 マオ「えらい遅なりました。これが真打! クロスボーン魔王です!!」 マオの新ガンプラ、クロスボーン魔王。 胸部のドクロの口が開き、ハイパーサテライトキャノンがモックを吹き飛ばし、ア・バオア・クーの外壁に直撃。 そして、一斉にア・バオア・クーへと肉迫する。 フェリーニ「レイジたちは、あの穴から中へ入れ!」 ニルス「入口は僕たちが死守します!」 セイ「了解!」 レイジ「突入する!!」 ベアッガイIIIとミスサザビーも両機の後を追い、リナーシタとガーベラ・テトラがそれを守る。 4機は突入に成功。 追撃を止めるガーベラ・テトラ。 クロスボーン魔王もハイパーサテライトキャノンを発射。 一方、力の盾が破壊され、騎士ガンダムがピンチに。 キャロライン「きゃぁぁぁぁぁっ!!」 そこに戦国アストレイが助けに入る。 ニルス「キャロライン!!」 キャロライン「ニルス!!」 その時、戦国アストレイが背中に攻撃を受け、鬼の盾を破壊されてしまう。 ニルス「くっ…!!」 リナーシタも次第に数に圧倒され、飛行形態に変形してその場を離脱。 フェリーニ「クソッ! キリがねぇ!!」 次々出撃するモックに押され、戦況は悪化しつつあった。 マオ「…! このままやと…」 「マオ!」 マオ「!?」 「諦めるのは早いで!」 マオの目の前に広がる爆発。 モックを撃破したのは…。 マオ「し…師匠!」 珍庵のマスターガンダムだった。 その背後から飛び出したガンプラは…。 フェリーニ「あのグフは…ラル大尉!!」 ラルさんの改造ガンプラ・グフR35。 ラルさん「珍庵!」 珍庵「うむ」 ラルさん「久々に、アレを使うぞ!」 珍庵「ぃよっしゃ!!」 グフがヒートロッドを射出し、マスターガンダムを蹴って高速回転。 ラルさん「うぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 紫の渦がモックを巻き込んでいく。 そこに高速で突っ込むマスターガンダム。 珍庵「ガンプラ心形流・究極奥義ィ!! 珍庵蹴りィィィィィィィィ!!!」 キックで渦の中心を突き抜けていくと、そこに「ガンプラ心形流」の文字が現れる。 爆風に耐えるクロスボーン魔王。 マオ「うぅっ!!」 ラルさん「とりゃぁぁっ!!」 両腕のバルカンを斉射。 珍庵「きぇぇぇあぁぁぁぁぁ!!」 両手から波動を放つ。 その活躍を見たキララとフェリーニは…。 キララ「何? このデタラメな強さ…」 フェリーニ「す、すっげぇ…! あれが"青い巨星"の、真の実力か!!」 マオ「師匠! 凄すぎます!!」 喜び合う珍庵、そしてラルさん。 キャロライン「一気に形勢逆転ですわね!!」 しかしその時…。 ニルス「…!?」 戦国アストレイと騎士ガンダムの頭上に光が。 ア・バオア・クーの外壁を突き破って巨大なビームが放たれ、モックが巻き込まれる。 ラルさん「何だ!?」 珍庵「このビームは一体…」 ビームが消える。 マオ「セイはん、今のんは…!?」 セイ「そ…そんな…」 レイジ「…!」 目の前には、破壊されたベアッガイIIIとミスサザビーが。 そこはビームの発射口だった。 その少し前に遡る。 ビルドMk-IIが先頭に立って自衛装置を破壊しつつ、4機はア・バオア・クー内部を進んでいく。 レイジ「セイ、どこまで行くんだ!?」 セイ「要塞の中心部だ!」 レイジ「よぉし!!」 その時、アイラは後方から粒子の流れを察知した。 アイラ「!…何!?」 正面を粒子の塊が包んでいく。 アイラ「ダメ!!」 チナ「!?」 アイラ「粒子の塊が!!」 チナ「!!」 眼前にはビームの発射口が。 しかもエネルギーチャージが完了し、今にも発射されようとしていた。 レイジ セイ「!?」 アイラ「レイジ!!」 チナ「イオリ君!!」 ミスサザビー・ベアッガイIIIがビルドストライク・ビルドMk-IIを突き飛ばし、発射されたビームの直撃を受ける。 セイ「委員長!!」 レイジ「アイラ!!」 その時…。 レイジ セイ「!!」 モック部隊が追撃をかけてきた。 迎撃するビルドMk-II。 セイ「委員長! 動ける!?」 レイジ「セイ!」 セイ「!?」 ビルドストライクもミスサザビーから借りたスイートソードでモックを撃ち落とす。 セイ「後ろ!!」 しかし、間もなく2射目のチャージが始まる。 チナ「行って! イオリ君!!」 セイ「…!」 アイラ「早く結晶を破壊しに!!」 レイジ「うるせぇ!!」 モックの追撃は止まらない。 その時…。 「燃え上がれ! エクシア!!」 レイジ セイ「!?」 右肩にマントを付けたメイジンのアメイジングエクシアだった(*5)。 メイジン「トランザム!!」 エクシアがトランザムを発動し、目にもとまらぬ速さでモック部隊を撃破。 レイジ「ユウキ・タツヤか!?」 メイジン「ここは私たちに任せてもらおう!」 セイ「私たち!?」 タケシ「セイ!」 セイ「父さん!?」 タケシ「あれだけの粒子ビームを撃てたということは!」 タケシのガンプラはパーフェクトガンダム。 タケシ「あの砲台の向こうに、大型結晶体があるということだ!!」 肩のビームキャノンを発射し、発射口を破壊。 しかし、すぐさまモックが攻撃を再開する。 メイジン&タケシ「!」 パーフェクトガンダムのビームキャノンが一閃。 タケシ「ユウキ少年!」 メイジン「はい!」 トランザムを発動して切り込む。 タケシ「セイ! 彼女たちは私たちが守る! 2人は大型結晶体を叩け!!」 メイジン「頼んだぞ…レイジ君!」 チナ「お願い、イオリ君!」 アイラ「行って、レイジ!!」 レイジ「…セイ!」 セイ「行こう!」 爆炎の向こうへと突っ込むビルドストライク・ビルドMk-II。 ビーム砲台、そして扉を破壊し、突入した先には…。 レイジ「ん? 何だ!?」 ア・バオア・クーの中心…そしてこの事故の原因となった大型アリスタがあった。 セイ「粒子の嵐!?」 絶え間なく放出される粒子が、2機の進行を妨げる。 その凄まじさに、スイートソードが吹き飛ばされる。 レイジ「…進めねぇ…!!」 セイ「いいや!」 セイはビルドブースターMk-IIに操縦を切り替え、ビルドMk-IIから分離。 吹き飛ばされ、壁にたたきつけられるビルドMk-II本体。 そして、ブースターはすかさずビルドストライクに合体。 セイ「2人なら進める!!」 レイジ「よぉぉぉし!!」 セイ「RGシステム、完全開放!!」 一気に大型アリスタへと突っ込む。 セイ「ハイパァァァァ!!」 レイジ「ビルドォォォォ!!」 セイ レイジ「ナックルゥゥゥゥゥゥ!!!」 全身が青白い光に包まれたビルドストライク。 左のハイパービルドナックルが大型アリスタに炸裂。 しかし、ダメージは与えたものの、左腕を失ってしまった。 レイジ セイ「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 残った右の拳を、全力で叩きこむ。 そして、ついに大型アリスタの破壊に成功。 光の中で、喜び合いハイタッチを交わすレイジとセイ。 レイジ セイ「よっしゃぁぁぁぁぁ!!!」 外の宇宙では、コントロールを失ったモックが次々と停止。 バトルフィールドも徐々に消滅していく。 タケシ「セイ…」 メイジン「やったか…」 チナ「イオリ君…」 アイラ「レイジ…」 フェリーニ「これは…」 マオ「粒子が、消えていきます…」 ラルさん「…よくやった! セイ君!! レイジ君!!」 両腕を失ったビルドストライク。 会場外にまで広がっていたフィールドが消えていき、雪のように降り注ぐ粒子。 ミサキ「…」 リン子「……セイ…レイジ君…タケちゃん……みんな…!」 会場内では…。 ニルス「セイ君!」 セイ「?」 ニルス「大型結晶体は?」 セイ「破壊したよ」 ニルス「そうですか…でも、少し残念です」 セイ「?」 ニルス「プラフスキー粒子が、大型結晶体から生成されていたとすれば、もう、二度と…」 「きゃああっ!!」 セイ ニルス「?」 マシタが消えかかっていた。 キララ「な、何!?」 キャロライン「ひ、光ってる!!」 マシタ「アリスタが無くなったから、私も…アリアンに戻されるのか…」 ベイカー「!?」 マシタ「い、嫌だ! せっかくこの世界で成り上がったのに…こんなの嫌だぁぁぁぁ!!!」 ベイカー「!」 すかさずベイカーが飛びつく。 ベイカー「会長ぉっ!!」 二人そろってアリアンへ…。 アラン「き…消えた!?」 マオ「何ですのん!? 今の!」 セイは以前、目の前でレイジが突然消えたことを思い出した。 セイ「…! レイジ!!」 レイジ「?」 まだ無事だった。 セイ「はぁ…」 レイジ「じゃあ、そろそろやろうぜ!」 セイ「? やるって、何を?」 レイジ「約束が残ってんだろうが」 メイジンを見つめる。 メイジン(回想)「最高のバトルをしよう。世界中の人たちに、ガンプラの楽しさを感じてもらえるように…」 セイ「そうだね…そうだった!」 レイジ「ユウキ・タツヤはマシタとかいう野郎に操られてた。あんな決勝じゃ、勝った気にならねぇ!」 アイラ「まさか、戦う気!?」 チナ「何も、今やらなくても…」 レイジ「粒子が消えかかってる」 一同「?」 レイジ「もう二度とガンプラバトルができないかもしれない…だから…!」 セイ「わかった…やろう!」 メイジン「ああ。やろう!」 キララ「でも、ガンプラがそんな状態で…」 歩き出すフェリーニ。 キララ「…?」 リナーシタの両腕を差し出す。 フェリーニ「使え」 マオが差し出したのは、クロスボーン魔王のクロスボーンソード ガン。 マオ「使うて下さい」 セイ「ありがとう…フェリーニさん、マオ君」 マオ「…」 アランはメイジンに、欠損した右腕と左膝装甲をケンプファーアメイジングのパーツで応急補修したアメイジングエクシアを差し出す。 アラン「今はこれが精一杯だよ」 メイジン「ありがとう、アラン」 何かを思いつき、その場を去るキララ。 セイ レイジとメイジンの再戦の準備は整っていた。 Beginning plavsky particle dispersal. 髪をかき上げるメイジン。 粒子が放出され、満開の桜に彩られた森のバトルフィールドが現れる。 Field 3, Forest. キララがビデオカメラを持って戻って来た。 キララ「…全世界のガンプラファンの皆さん。この映像が見えますか?」 各々がGPベースとガンプラをセット。 キララ「もしそうなら、この一戦を見逃がさないで下さい!」 Battle start. レイジ「行くぜ!!」 セイ「うん!!」 両機が同時に発進。そして撃ち合いになる。 メイジン「!」 レイジ「!?」 熱狂する一同。 メイジン「ありがとう、イオリ君! レイジ君! 私はこの戦いを望んでいたぁぁぁっ!!」 レイジ「ああ!! 俺もだぁぁぁぁっ!!」 斬り結び、弾け飛ぶ両機。 セイ「…ありがとう、レイジ」 レイジ「何だよ?」 セイ「君と組まなきゃ、こんなバトルを味わうことはできなかった」 レイジ「?」 セイ「父さんのようになりたかったけど、僕は操縦が下手だから…」 レイジ「…セイは下手なんかじゃねぇよ」 セイ「!?」 レイジ「お前はガンプラが好き過ぎるから、バトルをして傷つけるのが嫌だった。だから迷って、操縦に集中できないでいた。足りないのは技術じゃなくて、何を失っても戦うという覚悟だ!」 セイ「…うん。その覚悟を、いろんな人に教えてもらった。ユウキ先輩、フェリーニさん、マオ君、ニルス君、アイラさん…」 チナを見遣る。 セイ「委員長には、自由な発想を教えてもらった。それ以上に、もっと大切なものも…」 チナ「セイ君…」 レイジの腕輪のアリスタが一部砕ける。 レイジ「そんだけもらってたらもう前に出れんだろ?」 セイ「できるかな?」 レイジ「やってみろよ!」 森に降り立つ両機。 操縦を代わり、深呼吸をするセイ。 セイ「…行きます!!」 両機の壮絶な斬り合いの最中、アリスタがまた砕けてしまう。 レイジ「そうだセイ…いいぞ!」 メイジン「…!」 勢いで吹っ飛ぶビルドストライク。 セイ「くっそぉぉぉぉ!!」 エクシアの射撃をかわして突っこんでいく。 ラルさん、タケシ、そしてレイジが見守る中、ビルドストライクはついにエクシアの懐に入り込んだ。 セイ「もらったぁぁぁっ!! …!?」 ビルドストライク、そしてエクシアが停止し、バトルフィールドが消えていく。 残された粒子を全て使い果たしたようだ。 セイ「…プラフスキー粒子が…」 近くで何かが光る。 セイ「!?」 一同「!?」 レイジが消えかかっていた。 セイ「レイジ!? …レイジ!!」 レイジ「…たまんねぇよな、ガンプラバトルは!」 セイ「…」 レイジ「最ッ高だぜ!」 セイ「……もちろんだよ…」 消えていくのを見ないようにと振り返る。 止まったままのビルドストライクとエクシア。 セイ「だから、ずっとやろう! 来年も、再来年も…ずっと一緒に!!」 答えないレイジ。 セイ「何で答えないんだよ…ずっと一緒に、ガンプラバトルをやるって願えよ! その石に祈れよ!!」 腕輪のアリスタは、かけら程度しか残っていなかった。 セイ「…」 レイジ「なあセイ…」 セイ「…」 レイジ「この前お前と戦って、俺はこう思ったんだ。強くなったお前とガンプラバトルがしてぇ。それが、今の俺の願いだ」 セイ「…レイジ…」 レイジ「…強くなれ」 沈黙の後、お互いが右手を掲げる。 レイジ「…約束だ!」 セイ「…うん…!」 アリスタが完全に消え、ハイタッチを交わした瞬間、レイジは消えてしまった。 それを見つめる一同。 最後の光の粒が、セイの掌に落ちてくる。 レイジ「約束だ、セイ…」 光が消え、拳を握り締めるセイ。 そして悲しみをこらえ、笑顔でドームの穴から空を見上げる。 セイ「レイジ…」 異世界アリアン。 レイジ「(また会えるさ、セイ…)」 故郷に戻ったレイジは、空を見ながらセイのことを想っていた。 レイジ「(そうさ。俺たちはいつでも繋がってんだから…)」 その時…。 「忘れ物よ」 何者かがビギニングガンダムを差し出す。 何と、アイラがレイジを追ってアリアンに来ていた。 レイジ「…!? な、何でお前がここにいんの!?」 一瞬恥ずかしくなり…。 アイラ「…決まってるでしょ!? 祈ったのよ…」 アイラの胸元には、まだアリスタのペンダントがあった。 レイジ「何だよ」 アイラ「…! どうして分からないの!? 鈍いにも程があるでしょ!!」 レイジ「何怒ってんだよ…」 アイラ「…レ…レ…レイジのバカぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 ギャンバルカンがリーオーを撃破。 キザっぽく決めるサザキと、それを見て喜ぶ妹・カオルコ。 近い将来、彼女もまた兄の後を追ってビルダーとなる…。 互いの改造ガンプラを見せ合い、笑い合う珍庵とマオ。 ミサキの旅館「竹屋」は今日も繁盛。 以前旅館を襲った地上げ屋の辰造たちもここで働いている。 キララの武道館ライブ。 陰から見守るフェリーニ。 とあるデパートの屋上。メイジンとアランが子供向けのガンプラ教室の講師をしている。 アリアン。ベイカーとマシタが路上でモックを売り込んでいる。 ニルスとキャロラインは、プラフスキー粒子の人工的な生成の成功に大喜び。 その様子がインターネットにも上がっていた。 第8回ガンプラバトル選手権第3ブロック日本代表予選会場。 チナ「(あれから…1年の時が過ぎて…)」 アナウンス「只今より、選手権国内予選第3ブロック、第7試合を始めます」 イオリ夫婦、ラルさん、そしてチナが観客席から見つめる先には…。 アナウンス「出場者は、第7回ガンプラバトル選手権世界大会優勝ビルダー、イオリ・セイ!」 会場が大きな歓声に包まれる。 セイ「(レイジ…僕は約束を守る。だから…いつか僕と…!)」 かつての激戦を経てさらなる改修が加えられたビルドストライク…その名もビルドストライクコスモスをセット。 セイ「ビルドストライクコスモス…イオリ・セイ、行きます!!」 発進し、宇宙を駆け抜けるビルドストライクコスモス。 RGシステムを発動し、銀河の向こうへと飛翔する。 最終回 約 束 完
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発売日 2022年12月23日 ブランド ASa Project タグ 2022年12月ゲーム 2022年ゲーム ASa Project キャスト 春乃いろは(信田結愛),東雲りあ(十色煌),夏峰いろは(御子柴瑠衣),森谷こころ(海野宮子),七種結花(茨精華),花寺香蓮(レイラ),御苑生メイ(岸なごみ),鳴瀬なごみ(信田真愛),飴川紫乃(御子柴瑠那),鏑木真(星乃英志),来馬里於(及川燿) スタッフ ディレクション:天都 シナリオ・UIデザイン・システム・演出:八日なのか 原画:冬壱もんめ,結城リカ,冬凪セシナ デフォルメCG:たかへろ ミニキャラ:なつきゆう 音楽:山下航生(doubleeleven),rian,朝霧はやと CG彩色:智のしっぽ,村政竜之輔,masa,@榎,Shigi,take,きりかん,株式会社BraveryStudio タイトルロゴデザイン:YOSUKE(TRAP) 背景:アンのうん,ユウキナオヒロ opムービー:yo-yu 収録:cradle studio,studioV 収録補助:朝霧はやと デバッグ:ASa Project ALL STAFF 制作・著作:ASa Project 主題歌 「恋の未来図」 ボーカル:花たん 作詞・作曲:rian 編曲:山下航生(doubleeleven) EDテーマ 「ずっとずっと」 ボーカル:Rin'ca 作詞・作曲:rian 編曲:山下航生(doubleeleven)
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最終回3 おとぎ銃士 赤ずきん FALRY・MUSKETEERS 01. 未来への扉 02. さよなら赤ずきん ふしぎ星のふたご姫Gyu! 01. 届け!☆奇跡のプロミネンス 02. 鳴りひびけ!☆平和のベル カレイドスター 01.
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発売日 2022年8月26日 ブランド ASa Project タグ 2022年8月ゲーム 2022年ゲーム ASa Project キャスト 春乃いろは(信田結愛),東雲りあ(十色煌),夏峰いろは(御子柴瑠衣),森谷こころ(海野宮子),七種結花(茨精華),花寺香蓮(レイラ),御苑生メイ(岸なごみ),鳴瀬なごみ(信田真愛),飴川紫乃(御子柴瑠那),鏑木真(星乃英志),来馬里於(及川燿) スタッフ ディレクション:天都 シナリオ・UIデザイン・システム・演出:八日なのか 原画:冬壱もんめ,結城リカ,冬凪セシナ デフォルメCG:たかへろ ミニキャラ:なつきゆう 音楽:山下航生(doubleeleven),rian,朝霧はやと CG彩色:智のしっぽ,村政竜之輔,masa,@榎,Shigi,take,きりかん,株式会社BraveryStudio タイトルロゴデザイン:YOSUKE(TRAP) 背景:アンのうん,ユウキナオヒロ opムービー:yo-yu 収録:cradle studio,studioV 収録補助:朝霧はやと デバッグ:ASa Project ALL STAFF 制作・著作:ASa Project 主題歌 「恋の未来図」 ボーカル:花たん 作詞・作曲:rian 編曲:山下航生(doubleeleven) EDテーマ 「ずっとずっと」 ボーカル:Rin ca 作詞・作曲:rian 編曲:山下航生(doubleeleven)
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~次回予告~さやか『お願い!誰かマジンカイザーを助けて!このままじゃ甲児君が!甲児君が死んじゃう!』甲児『くそぉ、高熱のマグマなんかにに負けてたまるか!待ってろよ、Drヘル!この兜甲児様が必ずお前を叩きのめしに行くぜ!』『次回、マジンカイザー最終話「決戦!!炎の地獄城!」』『カイザー!俺に力を貸してくれ!!』 地獄城の地下深くに、あしゅら男爵は監禁されていた。 鉄仮面「食事を持って参りました」 あしゅら(男)「ここから出せ」 鉄仮面「え?」 あしゅら(男)「ここから出せと言ってるんだ!」 食事を持ってきた鉄仮面に、あしゅらが迫ってきた。 鉄仮面はとっさに銃を構える。 鉄仮面「お、お静かに願いします!」 あしゅら(男)「その銃で撃つというのか?この私を!」 鉄仮面「ひ・・・」 あしゅら(女)「このあしゅら男爵、死など恐れておらぬ! 偉大なDrヘルのためなら、命を投げ打つ覚悟、当の昔にできておる!」 あしゅらは鉄仮面の手をつかみ、自分の額に銃を突きつけた。 あしゅら(女)「さあ撃て!」 鉄仮面「あ、あしゅら様!」 あしゅら「「どうした、貴様?怖気づいたか!」」 「「何をためらっている!早く撃ってみろ!このあしゅらを!」」 決戦!!炎の地獄城! マジンカイザーと甲児は、富士山のマグマの中にいた。 さやか「早く脱出して!甲児君!」 シロー「兄貴!もたもたすんな!」 ボス「こら、兜!いつまでマグマの中を泳ぐんだ!」 富士山からマグマが溢れた。 さやか「甲児君・・・」 さやかが気絶し、倒れた。 ボス「危ねえ!」 ボスが咄嗟に割り込み、さやかの体を支えた。 シロー「さやかさん!」 ボス「さやか!しっかりしろ!」 光子力研究所は、妖機械獣エレファンスλ3の攻撃で破壊されてしまった。 ボス「ああ!何てことしやがるんだ!!」 せわし「何たることじゃー!」 のっそり「わしらの光子力研究所が・・・」 もりもり「日本の、全世界の平和の砦が消えてしもうた・・・」 弓(我々には・・・もはや反撃の手段が無い!) エレファンスλ3が吠える。 シロー「あぁ・・・」 ボス「ちきしょー!」 合体機械獣ガラダブラMk01がボス達の近くに迫っていた。 シロー「合体機械獣!」 弓「みんな!早く逃げるんだ!」 弓「急ぐんだ!」 シロー「早く!」 ガラダブラMk01が目の機関砲を、ボス達に向ける。 ボス「助けてくれー!」 その時、赤いブーメランが飛んできて、 ガラダブラMk01の左の翼と、肩にあるダブラスM2の片方の首を斬り飛ばした。 ブーメランは戻り際にガラダブラMk01の右の翼も斬り飛ばした。 ブーメランは上空の雷雲の中に飛んでいき、雷雲の中にいたロボットが受け取る。 弓「あれは・・・」 シロー・ボス「あぁ!!」 さやかが、目覚めた。 グレートマジンガーが駆け付けたのだ。 鉄也「サンダーブレーク!」 グレートマジンガーのサンダーブレークがガラダブラMk01に炸裂し、 ガラダブラMk01の翼が破壊される。 シロー「やったぁ!戻って来てくれたんだ、グレートマジンガー!」 ボス「鉄也だ!鉄也が帰って来たぞ!」 さやか「グレートマジンガー・・・」 鉄也「機械獣め!よくも光子力研究所を破壊してくれたな!だが偉大な勇者、グレートマジンガーが、これ以上手出しはさせん!」 弓たちの前に、トレーラーが来た。そのトレーラーを運転しているのはジュンだった。 ジュン「みんな、早く乗って!」 ボス「ジュン!」 シロー「やったぁ!」 弓「ジュン君!」 ジュン「弓教授も早く!」 弓達を乗せて、トレーラーが走りだした。 弓「マジンカイザーの秘密?」 鉄也「サンダーブレーク!」 地上に降りたグレートマジンガーがガラダブラMk01にサンダーブレークを撃つ。 ジュン「鉄也の怪我が完治した後、私達は調査を開始しました。 これからその全てをお見せします」 トレーラーは、山の中にあった通路の中に飛び込んだ。 ヘル「おのれ剣鉄也!そしてグレートマジンガー!性懲りもなく再びこのわしに戦いを挑んで来よったが!だが貴様など返り討ちにしてくれるわ! 我が最強の機械獣達よ、あのくたばり損ないを血祭りにあげてしまえ!!」 地獄城から、機械獣軍団が出撃した。 グレートマジンガーがガラダブラMk01と組み合う。 鉄也「合体してるだけあって、一筋縄ではいかないか・・・」 グレートマジンガーが背後から攻撃を受ける。 鉄也「うわ!何!?」 前回、ガラダブラの鎌で胴体を両断された悪のビューナスが、新たに蛇の様な下半身を持って、復活してきた。 鉄也「揃ったな、機械獣ども!グレートマジンガーが相手になる!」 トレーラーから降りて、ジュンが弓達を案内する。 ジュン「かつて、機械獣に破壊されたグレートマジンガーは、兜十蔵博士の残した設計図を元に建造されたプロトタイプ。しかし、ここには真のグレートマジンガーが残されていたのです」 弓「では、鉄也君が操縦しているあのグレートが・・・」 ジュン「そうです。兜博士自らが作り上げた本物のグレートマジンガーです」 ジュンが開けた扉の向こうには、大規模の研究所があった。 ジュン「光子力研究所を私達に託した兜博士は、この研究所で秘かにグレートマジンガーを建造し、そして、究極のマジンガーを完成させたのです。そう、マジンカイザーを」 研究所にアラームが響き出した ジュン「博士は、さらにマジンカイザーの大いなる力も残していました」 弓「え?」 さやか「大いなる力?」 さやか達の前に、巨大な翼が出てきた。 さやか「これは・・・」 ジュン「マジンカイザーの翼、カイザースクランダーです。いよいよ、発動の時が来たようね」 カイザースクランダーがジェット噴射を始めた。 ジュン「さあ、早くこっちに!そこにいると危険よ」 カイザーパイルダーから、一筋の光が天に向けて放たれた。 カイザースクランダーは、滝を突き抜け飛んで行った。 施設の別室には、ヌケとムチャ、ローリィとロール、そして光子力研究所の所員が避難していた。 ボス「ムチャ!ヌケ!」 ムチャ・ヌケ「ボス~!」 ローリィ・ロール「「弓教授!」」 弓「ローリィ君。マジンカイザーは無事か?」 カイザースクランダーは、カイザーパイルダーの放つ光に沿って、マグマの中に入った。 そして、カイザースクランダーとドッキングしたマジンカイザーが富士山を突き破って、 空へ飛びあがった。 ローリィ「弓教授」 弓「おお・・・」 シロー「兄貴!」 さやか「甲児君!」 ボス「冷や冷やさせやがって!」 弓「甲児君!聞こえるか?甲児君!」 さやか「甲児君!甲児君ってば!」 甲児「・・・さ、さやかさん」 甲児が目覚めた。 さやか「甲児君!無事なのね!」 甲児「ああ・・・どうやら助かったみたいだな・・・そんなことよりカイザーが空を・・・」 弓「そうだ、カイザースクランダーによって助かったのだ」 甲児「カイザースクランダー?」 弓「兜十蔵博士が残した、マジンカイザーの新装備だ」 甲児「おじいちゃんが・・・」 グレートマジンガーがエレファンスλ3を殴り飛ばした。 鉄也「止めだ!ブレストバーン!」 ブレストバーンを受け、エレファンスλ3はドロドロに溶解していった。 しかし、その隙を付いて、ガラダブラがグレートマジンガーを羽交い締めにする。 鉄也「ぐわ!」 更に悪のビューナスが尻尾でグレートマジンガーの両足を縛った。 鉄也「なに!?くそう、グレートタイフー・・・」 甲児「ルストトルネード!」 鉄也「何!?うわあぁ!」 マジンカイザーのルストトルネードが、グレートマジンガーごと、ガラダブラと悪のビューナスを吹き飛ばした。 マジンカイザーが着地する。 甲児「大丈夫ですか、鉄也さん?」 鉄也「ふっ、遅いぞ、兜!」 甲児「いやー、マグマの風呂があんまり気持ち良かったもんでね」 「やいてめえら!さっきのお返しはたっぷりさせてもらうぜ!」 ヘル「馬鹿な?兜甲児が、マジンカイザーが生きていただと?」 マジンカイザーめ、いつの間にあんな翼を用意しておったのだ?」 あしゅら「「ご心配は無用です、Drヘル」」 ヘル「なに?」 あしゅらが鉄仮面に銃を突き付けて、ヘルの元に来ていた。 鉄仮面「ひ・・ひい・・・」 ヘル「あしゅら男爵!貴様には謹慎を申し渡したはずだ」 あしゅらが、鉄仮面と銃を投げ捨て、傅いた。 鉄仮面「ぐわぁあ!」 あしゅら(男)「今の貴方には私の力が必要」 あしゅら(女)「そして私には、Drヘル。あなたが必要なのです!」 あしゅら(男)「マジンカイザーを倒す、ただ一つの方法」 あしゅら「「それはこの私を第二の合体機械獣に組み込むことです」」 ヘル「何と!?しかし、それでは貴様の体は・・・」 あしゅら(女)「このあしゅら、Drヘルに我が身を捧げる覚悟、当の昔にできております!」 あしゅら「「そして、必ずやマジンカイザーをこの手で打ち倒してみせましょう!」 ヘル「うむ、その意気や良し!貴様の言葉、貴様の心、しかとこの胸に届いたぞ! あしゅらよ、その命、わしが預かった!望み通り合体機械獣に組み込んでくれるわ!」 ガラダブラMk01が投げ飛ばされる。 鉄也「ブレストバーン!」 甲児「ファイヤーブラスター!」 ブレストバーンとファイヤーブラスターの同時攻撃が、ガラダブラMk01に炸裂、 ガラダブラは溶解した後に大爆発した。 甲児「やったぜ!イエイ!」 ローリィ「南東より飛行物体」 シロー「え?」 ボス「なぬ!」 ローリィ「富士山麓に接近中です」 ロール「新型機械獣の第2陣と思われます」 ジュン「その新型機械獣が発進したと思われる地点が太平洋上を、日本に向けて真っ直ぐ移動を続けています」 弓「移動?」 ジュン「どうやら人工島のようです」 弓「そうか!そこがDrヘルの本拠地なのだ!」 甲児「何ですって!?」 鉄也「機械獣は俺に任せろ!」 甲児「え?」 鉄也「兜、お前はDrヘルの根城を叩くんだ!」 甲児「一人で大丈夫かよ?」 鉄也「うぬぼれるな!カイザーだけがマジンガーじゃない!」 甲児「分かった!じゃあ後は頼んだぜ、鉄也さん。カイザースクランダーGO!」 マジンカイザーは飛び上がり、地獄城へ向かった。 甲児「待ってろよ、Drヘル!」 鉄也「頼むぞ、兜・・・いくぜ、機械獣!グレートマジンガーが相手になってやるぜ!」 地獄城の上空に来たマジンカイザーに、地面から出てきた多数の機銃が一斉射撃してきた。 甲児「スクランダーオフ!たーっ!」 マジンカイザーはカイザースクランダーを切り離し、地獄城に着陸した。 甲児「光子力ビーム!」 光子力ビームが、地面の機銃を全て破壊した。 甲児「出てこい、Drヘル!この兜甲児様と正々堂々勝負しろ!」 地獄城の屋上から、ヘルが出てきた。 ヘル「兜甲児よ、わしは逃げも隠れもせん」 甲児「Drヘル!」 ヘル「くたばり損ないめ!高熱のマグマの中を生き永らえ、よくぞこの地獄城まで辿り着いたものだ。敵ながらあっぱれ、褒めてやろう!」 甲児「うるさい!そうやすやすとやられてたまるか!」 ヘル「そして望み通り、貴様の相手をしてやろう!このわしの手足がな!」 甲児「何?」 ヘル「出よ!我が英知を結集し完成した、最大にして最強の合体機械獣よ!」 甲児「何だ!?」 地獄城が崩れ、中から3つの顔と4つの腕を持つ巨大な合体機械獣、 地獄王ゴートンが出てきた。 甲児「あれは・・・あしゅら男爵!」 ゴートンの正面の顔には、あしゅら男爵の頭が埋め込まれていた。 また、左右の顔には、それぞれ鉄仮面の頭が埋め込まれていた。 あしゅら「「ふははは、久しぶりだな、兜甲児。お前の宿敵、あしゅら男爵は死んだ。そして今、地獄王ゴートンとなり、地獄の底から蘇ったのだ。偉大なるDrヘルがお授け下さった我らの力、しかと見よ!」」 ゴートンが右腕を振り下ろし、マジンカイザーを殴り飛ばした。 グレートマジンガーは悪のビューナスの触手を引きちぎり、蹴り飛ばす。 鉄也「もう貴様らの負けだ!もういい加減に大人しくしろ!む?」 ザリガンG8、サーペンダーΙ6、ブラッガーS1、デスクロスV9、 ケルベロスJ3、サタンクローズP10ら、機械獣軍団がグレートの元に来た。 鉄也「はっ、まだ来やがる!ようし、このグレートマジンガーがとことん相手になってやるぜ!」 甲児「くそう、何て馬鹿力なんだ!」 さらにゴートンは、左手でマジンカイザーを掴みあげる。 甲児「離せ!離しやがれ!くそう!ターボスマッシャーパンチ!」 ターボスマッシャーパンチでゴートンの腕を弾き、マジンカイザーは着地した。 甲児「光子力ビーム!」 あしゅら「「おおっと!」」 間髪入れず放った光子力ビームは、ゴートンの剣に弾かれる。 甲児「ファイヤーブラスター!」 あしゅら「「フィンガーバリア!」」 ファイヤーブラスターも、ゴートンが指から発生させたバリアに受け止められ、弾かれた。 甲児「ファイヤーブラスターを弾いた!?」 あしゅら「「どうした、マジンカイザー?貴様の攻撃はもうお終いか?」」 甲児「何ぃ!?」 あしゅら「「なら、今度はこちらの番だ。フィンガーショック!」」 ゴートンが両肩の手を合わせ、そこから電撃を放った。 甲児「あああぁぁ!!」 あしゅら(男)「ここは地獄の孤島なり。泣こうが叫ぼうが助けに来る者は誰もおらん!」 あしゅら(女)「我が機械獣軍団が、そしてこの私が受けた地獄の苦しみを受けるがいい!」 マジンカイザーは、地面に埋まり、動きを封じられた。 あしゅら「「死んでいった機械獣の恨みが込もりしこの剣をしかと受け止めるがいい! 止めだ!兜甲児!!」」 ゴートンが剣を構える。 甲児「くっ、くそう!マジンカイザーは負けない!」 あしゅら「「ふはははは!死ねぇ―!」 甲児「負けて・・・たまるか――!!」 マジンカイザーが光に包まれた。 甲児「・・・何だ?」 マジンカイザーを、強い光が覆っている。 あしゅら(女)「な、何だ、この光は?」 あしゅら「「ええい、怯んでなるものか!苦し紛れのこけ落としだ!!」」 甲児「一体どうなってるんだ・・・?」 ?「甲児、兜甲児よ・・・」 甲児「ん?」 カイザーパイルダーのディスプレイから、 謎の予言者のシルエットが現れた。 甲児「何!誰だ、お前は?」 予言者「過去を知り、未来を見通す大いなる意思」 甲児「大いなる意思?そいつが俺の様に何の用だ!」 予言者「兜甲児、お前は成長した。幾多の戦いを、厳しい試練を経て、 マジンカイザーの真の操縦者となった」 甲児「真の操縦者?どういうことだよ?」 予言者「甲児よ、全ての力を発揮するのだ。崇高なる場所、崇高なる意思へと進み、 マジンカイザーの新たなる力を解き放つのだ」 甲児「新たなる力?新たなる力って――うわぁ!」 カイザーパイルダーのディスプレイが光を放つ。 そこから、ディスプレイにZマークが浮かんだ。 甲児「何だ・・・・?」 予言者「立てよ、兜甲児」 甲児「え?」 予言者「今こそ、マジンカイザーの真の操縦者である証、カイザーブレードの封印を解き放て!!」 甲児「・・・・・」 鉄也「ドリルプレッシャーパンチ!」 ドリルプレッシャーパンチが悪のビューナスを貫き、撃破した。 鉄也「どうだ機械獣ども!グレートマジンガーの真の力を思い知ったか!」 機械獣軍団は、グレートマジンガーが一掃していた。 ジュン「鉄也、甲児君が心配だわ。早く助けに行って!」 鉄也「分かってる。待ってろよ兜!俺も行くぜ!スクランブルダッシュ!」 グレートマジンガーが飛び上がった。 あしゅら「「おのれ憎き兜甲児よ!貴様を必ずあの世に送ってやる!・・・む!?」」 光が消えると、マジンカイザーはクレーターの中央に立っていた。 甲児「む・・・ん、たぁ!」 マジンカイザーは、胸のZマークから巨大な剣を引き抜いた。 甲児「カイザーブレード!!」 あしゅら「「おお!マジンカイザーめ、剣まで持っていたのか!」 甲児「行くぜぇ、あしゅら男爵!」 あしゅら「「うるさい!我らの力思い知れ!」」 甲児「これならどうだ―!」 あしゅら「「ぬお!」」 カイザーブレードは、ゴートンの左の顔を斬り飛ばした。 鉄仮面「あしゅら様――!!」 甲児「どうだ、あしゅら男爵!この兜甲児、そうやすやすと負けないぜ!」 あしゅら(女)「おお!」 あしゅら(男)「おのれ!」 ゴートンの剣が稲妻を帯びた。 甲児「なに!?」 あしゅら「「はあ―っ!」 マジンカイザーはゴートンの剣撃を、カイザーブレードで受けるも、衝撃で吹き飛ばされ、 カイザーパイルダーの操縦桿が壊れた。 甲児「ああ!操縦桿が!・・・あっ!」 甲児の近くに、前回ボスから貰ったパイプが転がっていた。 ボス(頼むぜ、兜!) あしゅら「「はっはっは!どうした、マジンカイザー?その様な付け焼刃の武器など恐れるに足らんわ!死ねぇ!兜甲児!」」 甲児は、とっさパイプを差し込み、操縦桿の代わりにした。 マジンカイザーはカイザーブレードで受け止め、、ゴートンの剣を弾いた。 あしゅら「「何!?」 甲児「へっ、こりゃいいや!」 ボス「はっくしょん!」 ボスが盛大なくしゃみをした。 シロー「うわ、きったね~」 ヌケ「ボス、はいこれ」 ヌケがティシュを渡し、ボスは盛大に鼻をかんだ。 さやか「きっと誰かがボスの悪口でも言ってるんでしょ」 弓「人口島周辺の電磁波はまだ消えないのか?」 ジュン「駄目です、カイザーを確認できません」 さやか「甲児君・・・甲児君、応答して!」 ゴートンが剣を拾った。 マジンカイザーとゴートンが睨みあう。 あしゅら「「兜甲児!覚悟――!!」 甲児「うるせ――!!」 マジンカイザーとゴートンが剣を合わせる。 甲児「この野郎――!!」 カイザーブレードは、ゴートンを縦に切り裂いた。 あしゅら(男)「まだまだ・・・勝負はこれからだ!」 あしゅら(女)「我らは負けぬ!・・・決して負けぬ!」 あしゅら「「負けてなるものか――!!」」 甲児「は――ッ!!」 再度、マジンカイザーとゴートンが剣を合わせる。 そしてカイザーブレードは、ゴートンの剣を折り、更にゴートンを横に切り裂いた。 ヘル「何とぉ!?」 ゴートンが膝を付く。 あしゅら(男)「無念なり・・・!」 あしゅら(女)「・・・あしゅら男爵、ここに死す・・・」 あしゅら「「お許しください!!Drヘル!!」」 ゴートンが大爆発し、その余波を受け、地下の施設も各所で爆発が起こった。 ヘル「・・・信じられん、あしゅらが・・わしのあしゅらが!おのれ兜甲児め!」 マジンカイザーがヘルの前に来た。 ヘル「マジンカイザー!」 甲児「そこまでだ!Drヘル!」 甲児はカイザーパイルダーから飛び降り、ヘルと相対した。 甲児「もう逃げられないぞ!大人しく諦めろ!」 ヘル「・・・わしをここまで追い詰めるとは流石じゃな、兜甲児」 ヘルがマントを脱ぎ捨てる。 ヘル「底知れぬ力、卓越した勇気、類いまれなる行動力。 貴様には力がある、並外れた力が。その力を人類愛や世界平和などというくだらぬ物の為に何故使うのだ!」 甲児「なに!」 ヘル「わしは貴様の力が欲しい。どうだ?マジンカイザーと共にわしの片腕となり、思う存分暴れてみぬか?全世界を我らのものにしようではないか!」 甲児「断る!」 ヘル「何!?」 甲児「貴様の仲間になるなんて真っ平御免だ!おじいちゃんが作ってくれたマジンカイザーを悪魔になんかに絶対させないぜ!」 バードス島の崩壊が進む。 ヘル「そうか、止むを得ん。あきらめよう・・・はぁ!」 ヘルがバードスの杖を投げつけ、甲児はレーザーガンを抜き、バードスの杖を撃ち落とした。 甲児「何しやがる!」 甲児の前の道が上に展開していく。 甲児「Drヘル!」 ヘルの乗る、脱出用ロケットが出てきた。 ヘル「また会おう、兜甲児よ」 甲児「待てぇ!待ちやがれ!・・・!?」 更なる爆発が起き、脱出用ロケットにも火が付いた。 ヘル「な、何だと!?」 甲児「ええぃ!」 脱出用ロケットが倒れる。 甲児は、マジンカイザーに戻った。 ヘル「ふはははは・・・兜甲児よ、今日の所は貴様の勝ちとしてやろう。だがわしは死なん! 貴様を地獄へ送り、全世界を征服するために必ずや舞い戻ってくるぞ!それまで首を洗って待っておるのだ!ははは、はははは・・・・」 ヘルは、炎の中に姿を消した。 そして、バードス島が大爆発した。 弓「甲児君は!マジンカイザーはどうした!」 ローリィ「島の爆発が凄まじく、カイザーの居場所を探知できません!」 ジュン「電波も乱れたままで、甲児君と連絡が取れないままです!」 弓「甲児君どうした!早く脱出するんだ!」 グレートマジンガーはバードス島の上空に来ていた。 鉄也「早く逃げろ兜!」 シロー「何やってんだ!、兄貴の奴!」 ボス「最後の最後まで冷や冷やさせやがって!」 さやか「甲児君・・・」 鉄也「どうした兜!返事ぐらいしろ!・・・む?」 カイザースクランダーがバードス島へ入った。 鉄也「カイザースクランダー・・・」 甲児「スクランダークロス!」 マジンカイザーが海の中から飛び出した。 鉄也「兜!」 ボス・シロー「「やったー!!」 さやか「甲児君・・・」 鉄也「最後まで心配させやがって・・・」 さやか「ついにやったわね・・・甲児君・・・」 甲児「みんな―心配かけたな―!この兜甲児様は不死身だぜ!!」 おわり
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GEAR戦士(ギアファイター)電童(デンドー)の最終回 星の伝説── そして、始まりの日 ── ガルファ本星アルクトスでの最終決戦。 絶体絶命に陥りながらも希望を捨てない銀河と北斗の前に、ついに最後のデータウェポン、フェニックスが現れた。 ベガの幼い頃の姿、緑の髪の少女の姿を借り、フェニックスが銀河と北斗に語りかける。 フェニックス「我を捕えし絶望の檻、消える── 我、ようやくここに真の姿を現さん」 銀河「こ、これって……」 北斗「フェニックス……」 ベガ「これが……!」 エリス「7体目!? どうして? 一体、どこに?」 電童と凰牙(オーガ)の胸のコクピットが開き、凰牙のコクピットから、北斗がひとりでに外へ飛び出す。 北斗「わ、わぁっ!?」 フェニックス「すべての人々の想いのもと──」 北斗「銀河ぁ!」 銀河「北斗ぉ!」 北斗が電童のコクピットへと引き込まれ、銀河と北斗は電童のコクピットに収まる。 フェニックス「我、今ここに、新たなる戦士との契約を結ばん──」 銀河と北斗、そしてアルテアのギアコマンダーに光が灯る。 アルテア「これは……!」 フェニックス「我の求むるは希望──」 銀河「希望?」 フェニックス「其(そ)は無限の力──」 北斗「無限の力?」 フェニックス「契約を望むか? 新たなる戦士たちよ──」 銀河「北斗……」 北斗「銀河!」 銀河「うん!」 アルテア「この私に再び……!」 銀河・北斗「ファイルセーブ! フェニックス!」 アルテア「ファイルセーブ! フェニックス!」 フェニックスが3つの光と化し、3人のギアコマンダーに収まる。 ゼロ「おのれ、電童!」 アルテア「来い、凰牙!」 銀河「北斗!」 北斗「うん、銀河!」 2人「フェニックスドライブ・インストール!」 電童の背に、巨大なフェニックスの翼が開く。 ガルファ「フェニックス──」 ゼロ「フェニックスを持ったとて!」 ガルファ「我のもと──」 ゼロ「通しはせぬ!」 ゼロが突進し、電童と組み合う。 ベガの乗るセルブースター2号機ヴァルハラの前には、自機を撃墜された吉良国が、宇宙空間を漂っている。 ベガ「吉良国くん!?」 吉良国「副指令──!」 電童が次々に撃破する。 銀河たち「閃光! 雷(らい)・刃(じん)・撃!!」 電童の必殺攻撃で、群がる機獣たちが一掃される。 愛子「電童の、エネルギーが……?」 電童のエネルギーはまったく尽きず、ゲージに「INFINITY」の文字が浮かび上がっている。 北斗「これが、フェニックスの力!」 銀河「無限の力か!」 ゼロ「我は負けん! 負けはせんぞぉ!」 愛子「電童、衛星主砲の射線軸に入ります!」 アルテア「電童!」 ゼロが電童を羽交い絞めにし、そのまま惑星破壊砲の目の前に捕える。 ゼロ「砕け散れ、電童!」 北斗「銀河!」 銀河「うん!」 電童が全身にデータウェポンを装着し、ゼロを跳ね飛ばす。 ついに惑星破壊砲が、電童目がけて火を吹き、ゼロが砕け散る。 エリス「きゃあっ!」 ベガ「北斗!?」 アルテア「銀河!?」 銀河たち「データウェポン・スパイラルアタック!!」 惑星破壊砲の砲撃と、全データウェポンの攻撃が衝突。 銀河たち「うぉぉ──っっ!!」 データウェポンの攻撃が惑星破壊砲の砲撃を押し戻し、惑星破壊砲が木っ端微塵となる。 被弾したヴァルハラが、宇宙船メテオ艦内へ着艦する。 『ヴァルハラ、第3ハッチへ着艦します』『レスキュー隊は格納庫へ!』 『吉良国さん!』『整備班、スタンバイOK!』『消火続行せよ。整備班はヴァルハラの整備を!』 ヴァルハラから降りたベガのもとに、アルテアが。 ベガ「兄上!?」 アルテア「お前の幼き日の姿をお借りしたフェニックス」 ベガ「えぇ……」 アルテア「この私にも、最後の機会をくださる」 ベガ「あ、兄上!?」 ゼロ「ベクター! フォーム・アップ!」 砕け散ったはずのゼロが再生し、重機獣ベクターと合体、強化形態のベクターゼロとなる。 北斗「あぁっ!?」 銀河「合体しやがった!?」 フェニックス「あれは命の半身── 対(つい)の者、共に討たずば、消し去ること叶わぬ者──」 北斗「えっ!?」 銀河「北斗!」 ゼロ「させぬわ、これ以上!」 パワーアップしたゼロの猛攻が、電童を襲う。 銀河たち「わぁぁ──っ!」 ゼロ「7体目を持ったとて、我は負けぬわ!」 アルテア「電童──!」 アルテアの乗った凰牙が飛来し、電童のピンチを救う。 北斗「アルテアさん!?」 アルテア「フェニックスドライブ・インストール!」 凰牙の手に、アルテア自身の愛刀を模した二振りの剣が現れる。 銀河「剣が!?」 アルテア「これが私に与えられし力……!」 凰牙が剣を振るい、二刀流でゼロと切り結ぶ。 電童も攻撃を放つが、ゼロはその攻撃をかわす。 銀河「チッ、このぉ!」 (『あれは命の半身── 対の者、共に討たずば、消し去ること叶わぬ者──』) 北斗「銀河、このままじゃこいつは倒せない!」 銀河「えっ?」 北斗「さっきの声、聞いたろ? いくらやっても、これじゃ同じだよ!」 アルテア「北斗、銀河、本星へ向かえ! 声は私も聞いた。奴の半身というのは……」 銀河「……はっ、皇帝か!?」 北斗「皇帝なんだ!」 アルテア「行け! 北斗、銀河! お前たちは皇帝を!」 銀河「けど……」 アルテア「共に討たねばならぬのだ。ゆえの凰牙! ゆえにフェニックスは私を!」 北斗「アルテアさん……!」 アルテア「それぞれの使命、気遣いは無用!」 銀河「……わかった!」 北斗「わかりました!」 ゼロ「行かせぬわ、電童!」 アルテア「貴様の相手は私だ、ゼロ!」 ゼロ「むぅっ、アルテア如きがぁ!」 ベガ「主砲、撃て! 全門、機獣を掃射!」 群がる機獣たちの攻撃で、メテオ艦内が激しく揺らぐ。 『第3・第7エネルギー回路損傷。コノママデハ、艦ノ推力ヲ維持デキマセン』 ベガ「メテオ、アルクトスへ降下!」 地球。 テレビ局にいる北斗の父・圭介。 圭介「螺旋城の地球射程圏まで、あと2時間…… 北斗…… 織絵(おりえ)……」 北斗の祖父・西園寺実が、SPの黒崎と松田たちと共に、邸宅で海を見つめている。 黒埼「ずっと、こちらにおいでになりますか?」 西園寺「未来を待つは、ここで良い……」 銀河の家・出雲家では、妹の乙女が花壇に水をやる様を、母・乙女と祖父・源太郎が微笑ましく見守っている。 ガルファ本星アルクトスのスバルたち。 彼らの頭上、空から電童が降下し、さらに宮殿を通じて地下へと降りていく。 スバル「電童……!」 北斗「封印の部屋だ。ガルファはこの奥に!」 銀河「うん!」 2人「封印を! フェニックス!」 フェニックス「新たなる契約者の願いによりて、我ここに、古き戒めを解かん──」 2人「輝刃(キバ)ドライブ・インストール!!」「キバストライカー・ファイナルアタック!!」 凰牙とゼロが、アルクトスの重力圏に引き込まれつつ、戦い続ける。 アルテア「最早、悪あがきは貴様のほうぞ!」 ゼロ「えぇい! お前に、お前になど!」 機獣たちの攻撃が続き、メテオ艦内に警報が鳴り響く。 『第2・第3リアクター、出力ダウン。艦ノ姿勢、維持デキマセン』 ベガ「総員、衝撃に備えて!」 メテオがアルクトスの海に着水する。 凰牙とゼロも、赤熱化しつつ地表へ降下、戦いの場は本星地上へと移る。 地底、電童が封印の扉をぶち破り、地下回廊を突き進む。 機獣たちが行く手を阻むものの、電童はそれらをまとめてぶち破る。 そして目前に、中枢部へと通じる入口。 北斗「あれが!」 銀河「あれか!」 中枢部の広間、皇帝の間へと降下する電童。 そこは、巨大な基盤で埋め尽くされた広間であった。 ゼロ「人間ども!」 アルテア「終わりぞ、ゼロ!」 ゼロ「お前たちになど、お前たちになど!」 ガルファ「我は王── 星の王── 宇宙の王ぞ──」 北斗「宇宙に王なんていない!」 銀河「そんなものはいねぇ!」 2人「フェニックスドライブ・インストール!」「フェニックスエール・ファイナルアタック!!」 7色の光線が炸裂する。 しかし床を叩き割り、7つの首の巨大な機械竜となったガルファが出現する。 北斗「こ、こいつが本当の……」 銀河「親玉か!?」 メテオから本星大地に降り立ったエリスたちのもとに、スバルたちが駆けつける。 スバル「エリス──!」 エリス「スバル!」 愛子「螺旋城群、月軌道上を突破! 数分で地球が、射程圏に入ります!」 ベガ「兄上!」 メテオから、ベガが愛車ワルキューレで飛び出し、ゼロ目がけてワルキューレのミサイル攻撃を放つ。 ガルファの7つの首が、執拗に電童を狙う。 北斗「くそぉ!」 銀河「でけぇ……」 北斗「けど、僕たちは負けない! ここまで来たんだ! ユニコーンドリル!」 銀河「レオサークル!」 2人「ファイナルアタック!」 ユニコーンドリルとレオサークルの同時攻撃。 しかしガルファはそれを跳ね返し、逆に電童を吹き飛ばす。 北斗「うわぁぁ!」 銀河「ここで負けて…… たまるかよぉぉ!!」 2人「バッカ野郎ぉ──っっ!!」 2人の叫びに呼応するかのように、すべてのデータウェポンが出現する。 フェニックス「我ら常には、星を守りし者と共にあり── 危機あるときは契約のもと、憑坐(よりまし)の力となりて、これを討たん──」 データウェポンたちがフェニックスに融合し、電童の数倍の大きさの剣となる。 電童が剣を手にし、力強く大地を蹴り、ガルファ目がけて剣を突き立てる。 フェニックス「さぁ── 新たなる契約の戦士よ!!」 銀河たち「おりゃあぁぁ!!」 ゼロ「我は倒せぬ! 我は倒せぬ! 我はそのように造られし者ぉ!!」 アルテア「その過ち、この身をもって!!」 ゼロの振るう槍に叩き斬られ、凰牙の左腕がちぎれ飛ぶ。 ベガ「兄上!?」 電童の振るう剣が、襲い来るガルファの竜の首を次々に叩き斬る。 地球に接近する無数の螺旋城が、地球に狙いを定めて砲門を開く。 ゼロの繰り出す槍が、凰牙の胸を貫き、コクピット内のアルテアの肩をかすめる。 アルテア「ぐぅっ!?」 ベガ「兄上ぇぇ!!」 ワルキューレが凰牙の機体を駆け昇り、ベガが飛び降る。 そのままワルキューレがゼロの顔面目がけて特攻し、大爆発。 ゼロ「ぐはぁっ!?」 ベガ「今です!」 銀河たち「アルテアさん!!」 アルテア「北斗! 銀河! うおぉぉ──っ!!」 胸を貫かれたままの凰牙が突進し、渾身の剣をゼロの顔面に突き立てる。 銀河たち「うおおぉぉ──っっ!!」 電童が宙を舞い、大上段に振り上げた剣が、ガルファの最後の首を真っ二つに叩き斬る。 ガルファ「おのれ──…… 人──間──……」 電童の剣が消え、ガルファが跡形も無く消滅してゆく。 ガルファの暴走によって汚されていた皇帝の間が、本来の美しい姿へと塗り変えられる。 そして、凰牙の剣に貫かれたゼロも大爆発。 銀河「北斗……!」 北斗「銀河……!」 地球上。 『り、臨時ニュースをお伝えします。螺旋城、そして、ガルファ本星はともに、その侵攻を停止しました! 繰り返してお伝えします。螺旋城、そして、ガルファ本星ともに、侵攻を停止! 電童、凰牙、そしてメテオは、ガルファの侵攻阻止に成功いたしました!』 ニュースを聞いた人々が沸き返る。 『勝利です! 長きにわたる戦いと…… そして最後の戦いの!』 銀河の家・出雲家では、みどりが源太郎と乙女を抱きしめる。 みどり「じっちゃん! 乙女ぇ~!」 ニュースを読み終えた圭介が、スタジオの面々からの拍手を浴びつつ、一筋の涙を流す。 圭介 (北斗……! 織絵……!) ベガが、凰牙のボロボロのコクピットをこじ開ける。 肩口に傷を負ったアルテアが、うっすらと目を開く。 ベガ「兄上!」 アルテア「なぜ…… 私はまた……」 ベガ「……まだ、なさるべきことがあるからですわ。きっと」 電童が彼らのもとへ、降りて来る。 スバル「北斗!」 エリス「銀河!」 北斗「アルテアさん!」 銀河「やったじゃん!」 ベガ「北斗……! 銀河くん……!」 一同のギアコマンダーから光が空中へと立ち昇り、7つのデータウェポンの姿となる。 フェニックス「我ら弱く── 且つ、失われやすき者。然れど集えばその力、何物をも叶えん── 我ら常にあるは、星を守る者。其は命の守り── 守り手よ、再び分かつことなきよう歩みて── 行け、未来へ!!」 再びデータウェポンが光となり、ギアコマンダーの中へと姿を消す。 銀河と北斗が見つめ合い、力強く腕を重ねる。 2人「行こう!!」 番組エンディングテーマと共に、地球の夕焼けの空から、電童が降りて来る。 笑顔の北斗、涙目の銀河。 地上で大勢の人々が、ある者は笑顔で、ある者は涙を浮かべ、電童の帰還を迎える。 乙女を抱いたみどりと源太郎、エリスの両親のボリスとアリス。 C-DRIVEの3人、学校のみんな、圭介。 電童に同乗しているエリスが、笑顔で手を振る。 アルクトス上。 海上のメテオを、スバルが母たちと共に見つめ、想いを馳せる。 螺旋城の先遣隊であったアブゾルート、グルメイ、ウィッターの3人がDr.井上にこき使われつつ、メテオの修理に精を出している。 仲睦まじそうな様子の、吉良国と愛子。 ベッドの上のアルテアの手を、神官アルゴが握り、それを見つめるベガが涙ぐむ。 地球に降り立った銀河と北斗に、人々が押し寄せる。 真っ先に銀河を抱きしめる、みどり。 エリスにボリスとアリスが抱きつく。 北斗を圭介が抱き上げる。 そして、何年かがたった光景。 緑の大地を、すっかり成長した学生服姿の銀河、北斗、エリスの3人が駆ける。 その頭上の青空を、電童がどこまでも飛翔して行く。 お わ り
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地獄少女R(リターンズ)の最終回 残酷な美少女・藤堂まりや。幸せな人々を仲たがいさせ、地獄通信を利用させ、地獄に堕ちる様を楽しむ。 その真相── 6年前、まりやの10歳の誕生会、家族や友人たちが祝福する中、火事が発生した。 家族や友人たちは、まりやを見捨てて真っ先に逃亡し、以来、まりやはすべてを憎悪するようになった。 人々は誰もが裏切ると思い込むまりやに、まりやを愛する少年・創一は、「人々が誰もが裏切るかどうか確かめるために、何があっても裏切らない本当の愛を捜す」との名目のもと、様々な人々を仲たがいさせるゲームを続けていた。 そんな彼女が人面蜘蛛により、閻魔あいに代る新たな地獄少女に任命された── 人面蜘蛛『おまえが新たな地獄少女となるのだ あい… おまえは 地獄少女としての役目を教えてやれ』) あい「いくよ 依頼者が待ってる まりやにも教えないと…」 輪入道たち「お嬢…」 |第42話| 夕闇の彼方へ あいが、地獄流しの標的の男を追いつめる。 標的「ひ… ひぃっ!!」 あい「闇に惑いし哀れな影よ…… 人を傷つけ貶めて… 罪に溺るる業の魂… いっぺん… 死んでみる?」 あいの漕ぐ舟に乗せられ、男が三途の川を流れてゆく。 舟には骨女、そして藤堂まりやも乗っている。 まりや「わ── かっこい──♡ こーやって流してたんだ── この人 浮気がバレて彼女に流されたんだっけ こんな人って山ほどいるもんね たいへーん くすくす」 骨女「これからはあんたがやるんだよ できんのかい?」 まりや「へーき へーき おわったなら帰るね──」 骨女「あっ ちょっと…」 まりやの姿が消える。 骨女「あの子 だいじょうぶかねぇ…」 あい「覚えてもらわないとこまるわ… あの子に もう時間がないから…」 まりやが気づく。そこは病院のベッドの上。創一がそばに寄り添っている。 創一「まりや 地獄はどうだった」 まりや「…うん… 楽しそうだよ… ゲホゲホッ …はやく… 地獄少女になって… 自由に… 動きたいなぁ…」 創一「地獄少女になったら ぼくを地獄に流してくれ」 まりや「それ… このまえもいってたよね…… 心配しなくてもだいじょうぶだよ… 怨まれることいっぱいしたし… いつか だれかに…」 創一「いや…… ぼくは まりやに怨まれることをしたんだ」 まりや「え…?」 創一「六年前の まりやの家の火事… あれは ぼくがやったんだよ」 まりや「え…?」 創一「火をつけたのも 地獄通信を使ったゲームも すべてうまくいってよかったよ」 まりや「創…一…? なんで… そんなこと…」 呆然とする表情のまま、まりやが事切れる。 創一「これで… まりやは生まれかわることができる」 「むかえにきたわ」 まりやが気づくと、そこは病院ではなく、あいや輪入道、一目連、骨女たちがいる。 まりや「地獄少女… そっか!! わたし死んだんだ」 あい「これからは あなたが地獄少女よ」 あいの姿が消える。代って、まりやが花模様の着物姿へと変ってゆく。 まりや「わ── 着物だ── かわい──っ♡ さっそくお仕事いこーよっ」 輪入道「…あの子 だいじょうぶか?」 一目連「いちばん信頼してた男が すべての元凶だったってのに… あんなヘラヘラして… なにかんがえてんだか」 人面蜘蛛「平静をよそおってはいるが… その内はいかりや憎しみで満ち満ちているはずだ この世への怨みと憎しみに満ちたまま死んだ魂… それが地獄少女になる条件だからな」 地獄流しを依頼した依頼者のもとへ、まりやが骨女とともに現れ、藁人形を渡す。 まりや「はいっ どーぞ!! この糸引けばいーよっ わたしが地獄に流してあげる!」 骨女「ちゃんと説明しな!!」 まりや「え──っ めんどくさ──い 憎いんでしょ? 地獄に流したんでしょ? だったらホラ はやく!!」 依頼者「ひ……」 依頼者は恐怖に引きつりつつ、まりやに押し切られて糸を引く。 「怨み 聞き届けたり」 標的「ひっ ひぃっ 助けてくれ──っ!!」 まりや「くすくす バカだなぁ…… ふたまたかけたりするからだよ── なんかいわなきゃいけないんだっけ? えっと── 闇になんとか…って まっいっか 死んじゃえ!!」 標的「ぎゃああああ」 標的の男が、炎に包まれる。 まりや「あとはてきとーにやっといて──」 一目連「おい!!」 まりや「地獄少女になるまえから 人間ってこんなもんだってわかってたし なんか… ぜんぜん楽しくないなー」 (まりや『みんな かんたんにうらぎるよね──』) (創一『オレはぜったいにうらぎらないよ』) まりや「創一だって… ずっとわたしのこと…」 (創一『地獄少女になったら ぼくを地獄に流してくれ』) 一目連「おい つぎの依頼だ」 次の標的の名は「藤堂 創一」── 創一の家のそば。依頼者は、まりやによって恋人を失った少女・ミズホ。 ミズホ「ふふ… 大切な人をうばわれる苦しみ… あの女にも思い知らせてやる……!!」 そこへ、まりやが現れる。 まりや「ミズホさんっ」 ミズホ「な… なんで あんたが…」 まりや「ミズホさんがよんだんでしょ? この糸引いて! そーすれば創一を地獄に流せるよ!!」 ミズホ「えっ…!? なにいって… あの人 あんたの大切な…」 まりや「だって── 創一も地獄に流してくれっていってたし だからホラッ はやく!!」 ミズホ「ひ…」 ミズホが顔をひきつらせつつ、藁人形の糸を引く。 創一「よかった…… 地獄少女になれたんだね」 「怨み 聞き届けたり」 窓の向こうの創一の姿が、忽然と消える。 ミズホ「え…? 消え…た…?」 まりや「うん だって 地獄に流したし」 相変らず、まりやは笑顔。 ミズホ「…なに へらへらしてんのよ… これじゃ… なんのために… あんたどうかしてるんじゃない!? 人の気持ちとか愛情とか なにもわかんないのね!! かわいそうな子!! この… バケモノ!!」 まりや「そーだよ しらなかったの?」 ミズホまでもが、炎に包まれる。 まりや「ぜんぶ創一がわるいんだもん 最初からわたしのこと裏切ってたなんて…」 「おい!!」 骨女「なんてこと…地獄少女の力を使って…」 輪入道「こんな かってはゆるされねぇぞ!!」 まりや「怨んだり… 怨まれたり… 怨みのない人間なんていないってわかったから みんな地獄に送っちゃえばいいよ」 まりやの放つ炎が、輪入道たちをも襲う。 一同「うわああっ」 声「やめなさい」 消えたはずの、閻魔あいが現れる。 骨女「お…」 輪入道「お嬢……!!」 まりや「…なに? 消えたんじゃなかったの?」 あい「あなたはいま 信じていた彼にうらぎられたと思いこんで混乱しているだけよ」 まりや「……なにいってんの…? 創一がぜんぶわるいんじゃない…… そのせいで… わたしはいっぱい つらい思いして…!!」 あい「きなさい 彼は地獄よりもひどい場所にとらわれているわ」 あいに連れられて、やって来た場所では、人面蜘蛛のもとで創一が捕われ、全身を棘で串刺しにされ、血まみれになっている。 まりや「創一…」 人面蜘蛛「あい… きさま よけいなまねを…」 あい「ずいぶんまえから まりやに目をつけてたみたいだったから… おかしいと思っていたのよ 六年前のあの日から あなたが計画していたのね…」 6年前の惨劇の日── 創一が、まりやの家へと急ぐ。創一「まりやちゃんのお誕生会におくれちゃう…!!」そこへ、人面蜘蛛が現れる。人面蜘蛛「その女が好きか?」創一「えっ…」人面蜘蛛「だが残念だな その女は十六歳で死ぬ運命だ」創一「そんな…!! まりやちゃんを助けてよ!!」人面蜘蛛「一つだけ方法がある… 地獄少女になれば… 死んだあとも永遠に存在しつづけることができる」創一「ど… どうすればいいの!?」人面蜘蛛「地獄少女になる条件は この世に強い怨みと憎しみを抱いて死ぬこと… まりやが十六歳で死ぬそのときまでに 怨みと憎しみの心をうえつけつづけ 絶望させるのだ その方法は……」創一「そ… そんな…!! ひどいよ!! たくさんの人を犠牲にしなきゃいけないなんて…」人面蜘蛛「いいのか? まりやがいなくなっても……」創一「……っ 犠牲になった人の命は… ぼくも地獄におちてつぐなう… だからおねがいだよ!! まりやちゃんを助けて!!」人面蜘蛛「いいだろう……」創一の目の前で、まりやの家が炎に包まれる。人面蜘蛛「六年後が楽しみだな……!!」 骨女「地獄のクモが裏で糸を引いていたなんて…」 人面蜘蛛「御景ゆずきのときに失敗したからな… こんどは生前から地獄少女としての教育をほどこそうと思ったんだよ」 創一「…ま… まりや……?」 まりや「創一!!」 創一「よかった… 地獄少女になれたんだね…」 まりや「…ずっと… クモなんかのいいなりになって… 自分を犠牲にしてまで… こんな…」 (創一『なにがあっても裏切らない ほんとうの愛を見せてあげるよ』) まりやの目に、初めて涙があふれる。 まりや「ホント… バカなんだから…… 創一…… わたしは……」 創一の体に棘が食い込み、みるみる血が広がってゆく。 まりや「創一!!」 人面蜘蛛「創一の魂は完全に消滅させてやる…!! 地獄におちるよりも重い罰だ!! おまえは地獄少女の役目をはたせ!!」 まりや「いやよ… わたしは… ずっと創一のそばにいるわ!!」 人面蜘蛛「なにぃ……? そんなわがままがゆるされると思っているのか!! 藤堂まりや!!」 あいがそこに立ちふさがり、人面蜘蛛に一撃を加える。 人面蜘蛛「ぐぉっ……!? あい… きさま… なんのマネだ…!!」 あい「心をすてきれないまりやに地獄少女はつとまらないわ それに… あなたたちは多くの怨みを生みだしてしまった 地獄でちゃんと罪をつぐなってもらう」 まりや「創一といっしょなら… 地獄もわるくないわね」 あい「この怨み… すべて地獄へ流します」 無数の花びらが舞い散り、まりやと創一の姿が消えてゆく。 「ありがとう 地獄少女…」 人面蜘蛛「くそ… まあいい… 今回だけは見のがしてやる……」 人面蜘蛛が姿を消す。 骨女「お嬢は… これからどうするんだい?」 あい「……わたしは…」 時は流れ、どこかの学校。1人の少女が陰湿なイジメに遭っている。 “地獄通信て しってる?” “午前0時にだけアクセスできるサイトで” “そこに憎い相手の名まえをかきこめば” “地獄少女が地獄に流してくれるんだって…” 少女が携帯で、地獄通信にアクセスする。 黒い髪のセーラー服の少女が現れ、少女に藁人形を渡す。 藁人形に巻かれた糸が解かれる── 「いっぺん… 死んでみる?」 ★★ おわり ★★